2025年1月に過去最高価格を記録し、再度注目を浴びている「ビットコイン」。市場環境が整えられ、以前のバブルのような盛り上がりではなく、安定した資産として成長を期待されています。
資産形成に取り組んでいる方のなかには、「気になっているが、今さらどのように買えばよいのか聞けない」という方も多いでしょう。そこで今回は「めっちゃ簡単に買える」と評判のフリマアプリ「メルカリ」のビットコイン取引サービスを使って、口座開設から購入までの流れを紹介します。
1. 【メルカリでビットコインを購入】環境が整備されて安全な投資対象に
ビットコインといえば、価格変動が激しく、リスクが大きいというイメージが先行しているかもしれません。たしかに一時期はそうした投機的な側面が強かったですが、現在のビットコインは安定した資産となるべく環境が整備されてきています。
直近のトピックでいえば、24年にアメリカでビットコインの現物ETF(上場投資信託)が承認されたことが挙げられます。これにより機関投資家がこれまで以上に積極的に市場に参入してくることになるため、金融商品としての信頼は一気に高くなります。
市場規模拡大の期待は大きく、25年1月にビットコイン価格は最高値を記録。以前のようなバブルとしての盛り上がりではなく、きちんとした根拠にもとづく上昇であることが重要なポイントです。
日本でも暗号資産を巡る議論は今年に入って一気に加速しており、金融庁が暗号資産を金融資産と位置づけ、利用者保護のための仕組みを強化しています。暗号資産といえば税率が高いことも資産運用の上でネックになっていますが、このあたりも国が本格的に改善に動く方針を示しています。
2. 【メルカリでビットコインを購入】どこで、どのように購入できる?
それでは、ビットコインはどこで購入できるのでしょうか。現在、日本でビットコインを購入する際には、暗号資産取引所で口座を開設する必要があります。金融庁に暗号資産交換業者として登録している取引所であれば、セキュリティも含めて利用者保護の取り組みがしっかりと整っているので安心です。
ビットコインの購入方法には、現物取引とレバレッジ取引の2パターンがあります。現物取引は投資する資金の範囲内でビットコインを購入する方法です。急な価格変動があっても損失は限定されるため、長期運用に向いています。
レバレッジ取引は自己資金を担保にしてそれを上回る金額の取引を行う方法を指します。大きなリターンを狙ったり、売りから入ることができたりというメリットはありますが、急な価格変動が発生した際には手持ちの資金以上の損失を抱えるリスクもあります。
特に投資初心者はリスクコントロールが重要となるため、レバレッジ取引は避けた方がよいでしょう。ニュースなどでよく聞く大きな損失は主にこのレバレッジ取引によるものです。新NISAなどと同様に現物取引で長期的に運用することが、もっとも簡単かつ安全な方法といえます。