3. 【メルカリでビットコインを購入】初心者はメルカリが運営する「ビットコイン取引サービス」がおすすめ
とはいえ、ビットコインの購入にはまだ慎重という方も多いでしょう。そんなときに活用したいのが、メルカリのビットコイン取引サービスです。同サービスは使いやすさと安全性にとことんこだわっており、利用者の約9割が暗号資産取引の初心者という特徴を持っています。
2024年(2023年12月末~2024年12月末時点)における暗号資産取引口座開設者数は国内No.1で、いまもっとも勢いのある取引所のひとつです。今回は口座開設からビットコインの購入までの流れを実践し、どれだけ簡単なのかレビューしたいと思います。
本サービスはメルカリにおける機能のひとつという位置づけなので、もしメルカリのアカウントを持っていない場合は事前に作成しておく必要があります。この時点で登録した情報は暗号資産口座の開設にあたっても連携されます。
ビットコイン取引に関する項目はメルカリアプリ内の「おさいふ」のタブをタップすると確認できます。口座開設のおおまかな流れは「本人確認→登録」の2ステップです。
本人確認については、メルカリ内ですでに完了している方も多いでしょう。その場合は改めて行う必要はありません。このフローは他の暗号資産取引所でも必ず求められますが、メルカリでは実行済みであればスキップすることができるので、口座開設にかかる時間を大幅に短縮してくれます。
本人確認がまだという方もまったく複雑ではないので、安心してください。マイナンバーカード・運転免許証・運転履歴証明書・日本国パスポートがあれば、すぐに行うことができます。
特に簡単なのはマイナンバーカードを用いた本人確認です。マイナンバーカードのチップを読み込むことのできるスマホをお持ちであれば、署名電子証明書のパスワードを入力して、カードの上に端末を重ねることで、あっという間に認証が完了します。
続いて、必要情報の登録に移りますが、こちらも電話番号や住所など基本的な項目しかないので、なにか書類をみながら記入する必要はありません。もし本人確認の工程をスキップしているなら、1分もかからないかと思います。
4. 【メルカリでビットコインを購入】自分に合ったさまざまなスタイルで購入できる
登録が完了すると、口座はすぐに開設され、タイムラグなくビットコインを購入できるようになります。メルカリのビットコイン購入サービスはインターフェースも非常に分かりやすく、シンプルに設計されているので、初心者であっても直観的に操作できます。
現在の運用額が推移のグラフとともにセンターに表示され、下部の「買う」のボタンを押すと、購入金額を入力するページに進みます。メルカリのビットコイン購入サービスは1円から利用できます。新規で資金を投入しなくても、メルカリの売上金やメルカリポイントを充てられるので、まずはお試しでという方にもうれしい仕様です。
さらに注目したいのは、メルカリポイントは期間限定分のポイントでもビットコインを購入できることです。筆者も「期間限定ポイントがあったけど、何を購入するか悩んでいる間に期限が切れてしまった…」という経験があるのですが、とりあえずビットコインを買っておくという選択ができるわけです。
新NISAやiDeCoの利用者であれば、つみたてで毎月わざわざ購入しなくてもよい設定にしている方も多いかと思いますが、メルカリのビットコイン取引サービスなら、同じようにつみたてで毎月一定の金額のビットコインを購入することができます。
頻度は月1回/2回/4回、支払日は毎月7日・14日・21日・28日から選択することができるなど、柔軟性が高いのも特徴です。もちろんつみたても1円単位から可能なので、毎月1000円ずつといった少額で運用するのもありです。
メルカリならではという点では売上金とメルカリポイントのみを使って運用するのも手です。投資である以上は損失のリスクがあり、消極的になってしまう方もいるかと思いますが、不用品を売って得たお金であれば抵抗感は少ないはずです。「投資」というよりは、メルカリで商品を購入する、あるいはポイントの使い先のような感覚で試してみるとよいでしょう。
参考資料
大蔵 大輔