「花壇やプランターで、1年中ずっと咲き続ける花があったらな…」と思ったこと、ありませんか?
いつでも花が咲いている庭や鉢植えに憧れていても、季節ごとに花が咲く多年草をあれこれと植えるスペースがなかったり、季節ごとの植え替えをする時間が取れなかったりして、諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、気温などの条件が合えば季節を問わず開花する「四季咲き性」の多年草を5つ、参考価格とともにご紹介します。なるべく長い期間花を楽しむためのコツもお伝えするので、試してみてくださいね。
1. この記事で紹介する「四季咲き性の花」5選
写真のゼラニウムほか、四季咲き性の花を5つご紹介します!1/6
Tibesty/shutterstock.com
- ナデシコ(ダイアンサス)
- スイートアリッサム
- ゼラニウム
- ネメシア
- キャッツテール(アカリファ)
キャッツテール以外の植物は、品種によって多年草ではなかったり、花期が短かかったりするものもあります。長く咲く花を購入したい場合は、苗に付いているラベルを確認して「四季咲き」「多年草」「宿根草」などの表記があるものを選びましょう。
この記事では、四季咲き性の品種についてのみ紹介しています。
記事の後半では、長い期間花を楽しむためのお世話のコツもお伝えします。
2. ずっと咲き続ける花!?〈花壇におすすめ〉四季咲き性の多年草2選
2.1 ナデシコ(ダイアンサス)
野趣あふれる可憐な花が魅力の「ナデシコ」2/6
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花びらの縁の切れ込みが繊細で、野趣あふれる可憐な花が魅力のナデシコ。真夏や真冬は花を休むことがありますが、環境が合えばほぼ1年中花を咲かせてくれますよ。
花色は白やピンク、紫、複色などさまざま。草丈も品種によって異なるので、植えたい場所に合わせて選べます。ナチュラルガーデンや和モダンな庭がよく似合うお花です。
高温多湿が苦手なので、風通しのよい場所に植えて乾燥気味に育てましょう。
※参考価格:300円~900円前後(3号ポット苗)
2.2 スイートアリッサム
こんもり育つキュートな小花「スイートアリッサム」3/6
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スイートアリッサムは、白や紫の小花を株いっぱいに咲かせます。高温多湿が苦手なので、夏は花つきが悪くなりがちですが、ほぼ1年中花を楽しめる多年草です。
こんもりと育つので、花壇の縁取りやグランドカバーにおすすめ。控えめな雰囲気で、他のお花を引き立ててくれる存在です。
風通しのよい場所に植え、夏前に切り戻しを行って蒸れを防ぎましょう。「スーパーアリッサム」は比較的暑さに強く、夏越ししやすい品種です。
※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)
3. ずっと咲き続ける花!?〈プランターにおすすめ〉四季咲き性の多年草3選
3.1 ゼラニウム
ヨーロッパの鉢植えの定番花「ゼラニウム」4/6
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パッと目を引く鮮やかな花が魅力のゼラニウムは、ヨーロッパでは鉢植えの定番花として親しまれています。真夏と真冬以外は、ほぼずっと咲き続けるお花です。
花色は赤、白、ピンクなどさまざま。葉の形や模様もおしゃれなので、ゼラニウムだけの寄せ植えでも見栄えがします。欧風のおしゃれな雰囲気の寄せ植えを作りたい方におすすめです。
ハーブ用培養土など、弱アルカリ性の土で元気に育ちます。寒さに弱いので、晩秋には室内に入れてください。室温によっては冬でも花を咲かせてくれるかもしれません。過湿も苦手なので、風通しのよい場所で乾燥気味に育てましょう。
※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)
3.2 ネメシア
かわいらしい小花が魅力の「ネメシア」5/6
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かわいらしい小花が集まって咲くネメシア。四季咲き性の品種は「宿根ネメシア」という名前で販売されていることもあります。真夏以外ほとんどの季節で花を楽しめて、玄関やベランダを明るくナチュラルな雰囲気にしてくれるお花です。
暑さ寒さにやや弱いので、気温に応じて場所を変えられるプランターで育てるのがおすすめ。ネメシア単体でも見栄えがしますし、寄せ植えの主役にも引き立て役にもなる万能選手です。
基本的には日当たりのよい場所で花つきがよくなります。真夏は半日陰の風通しがよい場所、真冬は霜や寒風が当たらない場所に置きましょう。夏に花が少なくなったら切り戻しを行うと、その後の花数が増えますよ。
※参考価格:200円~800円前後(3号ポット苗)
3.3 キャッツテール(アカリファ)
ふわもこの花穂が猫のしっぽみたいな「キャッツテール」6/6
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名前の通り猫のしっぽのような、ふわもこの花穂が魅力的なキャッツテール。赤いねこじゃらしのような花を春から秋まで咲かせます。寒い季節は室内に入れ、10℃以上の日当たりのよい場所で管理すると、冬でも花が咲きますよ。
枝垂れるように育つので、ハンギングで育てるのがおすすめ。花が雨に当たると傷みやすいので、日当たりのよい軒下や窓辺で楽しみましょう。花穂を濡らさないようにすれば、1つ1つの花穂を1か月ほど楽しめます。
暖かく日当たりのよい場所で元気に育ちます。気温が5℃以下になると枯れてしまうので、なるべく暖かい場所で育ててください。
※参考価格:600円~800円前後(3号ポット苗)
4. 四季咲き性の多年草をずっと咲かせる「3つのコツ」
前述したように、四季咲き性の多年草は気温などの条件が合えば、季節を問わず開花します。そのため、上手に管理すると、ほぼ一年中花を咲かせることも可能です。
ここからは、四季咲き性多年草の花を長期間咲かせるコツを3つお伝えします。
4.1 植物が好む環境を知る
なるべく長い期間花を咲かせてもらうためには、育てている植物が好む環境を知ることが大切。今回ご紹介した多年草はすべて日当たりと風通しのよい場所が好きなので、基本的にはこのような場所で花つきがよくなります。
四季咲き性でも花数が減るのは夏と冬。暑さに弱い植物は、暑くなってきたら遮光したり半日陰に移動させたりします。寒さに弱い植物は、寒くなってきたら軒下や室内に移動してあげるなど、なるべく好む環境に近づけてあげると、長期間花を楽しめますよ。
4.2 適した量の肥料を与える
長期間花を咲かせる植物は、肥料が大好き。とはいえ、与えすぎると植物が傷んでしまうので、肥料の容器に記載されている量や頻度を必ず守って与えてください。
固形肥料は初心者の方でも適切な量を与えやすいので、おすすめです。春や秋など花数の多い季節には、液体肥料も併用してみましょう。
4.3 花がら摘みをする
咲き終わった花を放置すると、植物がタネをつくるためにエネルギーを使ってしまい、新しい花が咲きにくくなります。そのうえ見栄えも悪くなり、花がらが腐って病気の原因になることも。
花がらは早めに摘み取っておくと、次々と花を咲かせてくれますよ。
5. 長期間咲く多年草を取り入れて、花いっぱいの空間をつくりませんか?
条件が合えば季節を問わず開花する「四季咲き性」の多年草を5つご紹介しました。お迎えしてみたいお花はありましたか?
四季咲き性の花を長期間咲かせられると、小さな庭やプランターでも、少ない手間と植物で花いっぱいの空間を実現しやすくなります。
この記事を参考に、ずっと花が咲く庭やプランターをつくってみませんか?
鈴森 真樹