3. ずっと咲き続ける花!?〈プランターにおすすめ〉四季咲き性の多年草3選

3.1 ゼラニウム

ヨーロッパの鉢植えの定番花「ゼラニウム」

明るい赤色の花を咲かせているゼラニウム。花の中央は白

SHALIN CHAUDHARY/shutterstock.com

パッと目を引く鮮やかな花が魅力のゼラニウムは、ヨーロッパでは鉢植えの定番花として親しまれています。真夏と真冬以外は、ほぼずっと咲き続けるお花です。

花色は赤、白、ピンクなどさまざま。葉の形や模様もおしゃれなので、ゼラニウムだけの寄せ植えでも見栄えがします。欧風のおしゃれな雰囲気の寄せ植えを作りたい方におすすめです。

ハーブ用培養土など、弱アルカリ性の土で元気に育ちます。寒さに弱いので、晩秋には室内に入れてください。室温によっては冬でも花を咲かせてくれるかもしれません。過湿も苦手なので、風通しのよい場所で乾燥気味に育てましょう。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

3.2 ネメシア

かわいらしい小花が魅力の「ネメシア」

うす紫色のネメシアの花が満開

Alex Manders/shutterstock.com

かわいらしい小花が集まって咲くネメシア。四季咲き性の品種は「宿根ネメシア」という名前で販売されていることもあります。真夏以外ほとんどの季節で花を楽しめて、玄関やベランダを明るくナチュラルな雰囲気にしてくれるお花です。

暑さ寒さにやや弱いので、気温に応じて場所を変えられるプランターで育てるのがおすすめ。ネメシア単体でも見栄えがしますし、寄せ植えの主役にも引き立て役にもなる万能選手です。

基本的には日当たりのよい場所で花つきがよくなります。真夏は半日陰の風通しがよい場所、真冬は霜や寒風が当たらない場所に置きましょう。夏に花が少なくなったら切り戻しを行うと、その後の花数が増えますよ。

※参考価格:200円~800円前後(3号ポット苗)

3.3 キャッツテール(アカリファ)

ふわもこの花穂が猫のしっぽみたいな「キャッツテール」

赤くふわふわな花穂が植木鉢から垂れ下がっているキャッツテール

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名前の通り猫のしっぽのような、ふわもこの花穂が魅力的なキャッツテール。赤いねこじゃらしのような花を春から秋まで咲かせます。寒い季節は室内に入れ、10℃以上の日当たりのよい場所で管理すると、冬でも花が咲きますよ。

枝垂れるように育つので、ハンギングで育てるのがおすすめ。花が雨に当たると傷みやすいので、日当たりのよい軒下や窓辺で楽しみましょう。花穂を濡らさないようにすれば、1つ1つの花穂を1か月ほど楽しめます。

暖かく日当たりのよい場所で元気に育ちます。気温が5℃以下になると枯れてしまうので、なるべく暖かい場所で育ててください。

※参考価格:600円~800円前後(3号ポット苗)