「老後に受け取れる年金額はいくらなのか」「年金だけで生活できるのか」といった不安を抱えている人は多いでしょう。
実際に筆者がFPとして勤務する中で、一番多い相談が「老後資金」についてです。
老後生活を考える上で、まずは自分が受け取ることができる年金額はいくらなかのか知ることは重要です。
今回は年齢別に受け取れる公的年金の平均月額を解説します。また、最後には年金以外の老後資金の作り方についても紹介するので、参考にしてみて下さい。
1. 2025年2月14日(金)は年金支給日
公的年金の支給日は、偶数月の15日です。15日が土日祝日にあたる場合は、直前の平日に前倒しとなります。
2月15日は土曜日となるため、その前日14日(金)に年金が振り込まれます。
2025年の年金支給日は次の通り。
支給日:支給対象月
- 2025年2月14日(金):12月・1月
- 2025年4月15日(火) :2月・3月分
- 2025年6月13日(金) :4月・5月分
- 2025年8月15日(金) :6月・7月分
- 2025年10月15日(水) :8月・9月分
- 2025年12月15日(月) :10月・11月分
2. 【国民年金】「60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上」の平均月額を1歳刻みでチェック
公的年金には「国民年金」と「厚生年金」がありますが、これらの違いをご存じでしょうか。
自営業者や専業主婦・専業主夫など、厚生年金に加入していない人が受け取るのが「国民年金」です。
本章では「国民年金」の年代別の平均月額を見ていきましょう。
2.1 国民年金(60歳~69歳)の平均月額はいくら?
- 60歳:4万3638円
- 61歳:4万4663円
- 62歳:4万3477円
- 63歳:4万5035円
- 64歳:4万6053円
- 65歳:5万9599円
- 66歳:5万9510円
- 67歳:5万9475円
- 68歳:5万9194円
- 69歳:5万8972円
※65歳未満の国民年金の受給権者は繰上げ支給を選択した者