4. 「日陰だからこそ楽しめる植物」植えてみませんか?

日陰で早春に花を咲かせる、寒さに強い多年草や球根植物を6つご紹介しました。植えてみたい植物はありましたか?

今回ご紹介した植物は、直射日光や高温多湿が苦手な「日陰だからこそ楽しめる植物」たちです。

日陰のお庭でもあきらめず、寒い季節でも花が楽しめる素敵なシェードガーデンをつくってみませんか?

5. ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で生育する」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、「日陰」では花つきが悪くなる可能性が高いです。可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

鈴森 真樹