3. 住民税非課税世帯に3万円給付!子育て世帯は?
物価の上昇が続く中、住民税非課税世帯に支給される「3万円給付金」。
この給付金は、1世帯あたり基本3万円ですが、注目すべきは「子育て世帯」。児童1人あたり2万円が加算される特典があるところでしょう。
この支援が家計を助ける一助となるはずです。
気になる申請方法や給付のスケジュールは、各市区町村ごとに異なるので、今すぐお住まいの自治体の最新情報をチェックしましょう。
もしかすると、申請がまだ始まっていない場合もあるかもしれません。今すぐ確認して、手続き漏れを防いでください。
4. シニア世帯が多いって本当?「住民税非課税世帯」年代別の割合
最後に、厚生労働省「令和5年国民生活基礎調査」を参考に、年代別の住民税非課税世帯の割合(全世帯に占める住民税非課税世帯の割合)を確認していきましょう。
- 30歳代:12.0%
- 40歳代:10.0%
- 50歳代:13.6%
- 60歳代:21.7%
- 70歳代:35.9%
- 80歳代:52.5%
- 65歳以上(再掲):38.1%
- 75歳以上(再掲):49.1%
65歳以上の世帯では、38.1%が住民税非課税世帯に該当しています。
シニア世帯で住民税非課税世帯が多くなる背景には、給与収入と年金収入が同じ場合、一般的に年金収入の方が所得が低くなる傾向があることが挙げられます。
そのため、高齢者世帯では住民税非課税世帯となるケースが増加していると考えられます。