3. 【最新データ】今のシニアの年金受給額はいくら?
厚生労働省は12月下旬に「厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」という資料を公表しており、ここからシニアの年金受給額の実態を知ることができます。
資料によると、2023年における厚生年金の平均月額は14万円6429円でした。
- 全体平均:14万6429円
- 男性平均:16万6606円
- 女性平均:10万7200円
ここには老齢基礎年金も含まれます。
平均的な年収(およそ460万円)で働くと、年金受給額は月額約14万円となります。
中には月額30万円以上という人もいますが、1万4292人のみです。全体の1605万4729人のうち、たった0.09%ということで、高額受給者になるのはほんの一握りになるでしょう。
前述のとおり、その分現役当時の年収が高かったことになるため、高額受給者であっても老後の準備が必要であることに変わりはありません。
老後に向けて、どのような準備が有効になるのでしょうか。