1.3 新NISAのポイント:「成長投資枠」と「つみたて投資枠」どちらも使えるように
次に、成長投資枠・つみたて投資、それぞれの特徴について整理していきます。
1.4 新NISA「成長投資枠」の特徴
- 年間投資上限額:240万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:上場株式・投資信託など
1.5 新NISA「つみたて投資枠」の特徴
- 年間投資上限額:120万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:投資信託やETF
新しいNISAでは、非課税保有限度額(総枠)が1800万円に設定され、そのうち成長投資枠は1200万円までとなっています。
また、旧制度では実現できなかった「枠の再利用」が可能となり、より柔軟な運用ができます。
たとえば、「毎月少額ずつ積立投資をしながら、ボーナス時には個別株に投資をしたい」「リスク分散を意識し、まずは積立投資だけ行いたい」「株主優待や配当を目的に株式投資を始めたい」といった、個々の投資スタイルに合わせてこの制度を上手に活用しましょう。