厚生労働省の「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によると、年金だけで100%生活できている世帯は全体の「41.7%」となっています。
つまり、年金生活をしている高齢者世帯の「半数以上」が年金だけでは生活できておらず、貯蓄や就労で生活費をカバーしている現状がみてとれます。
「老後2000万円問題」が数年前に話題となったように、低年金となっている現代では、年金だけで老後生活を送ることは厳しいものとなっています。
では、老後を目前に控えた50歳代は、老後のための資金準備がしっかりできているのでしょうか。
本記事では、50歳代の単身世帯・二人以上世帯それぞれの貯蓄事情について詳しく紹介していきます。
老後の年金見込額を確認できる「ねんきん定期便」についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。