【2025年2月14日は年金支給日】60代・70代・80代の厚生年金・国民年金の受給額を最新データで徹底解説【平均額と支給額一覧】年金生活者支援給付金の対象者や給付額は？年金支給日を前に知っておきたい重要ポイント

2. 【最新版】厚労省データの一覧表！国民年金「60歳～90歳以上」の平均年金月額《1歳刻み》

次に、国民年金についても確認していきましょう。

【60歳～69歳】国民年金の平均年金月額《1歳刻みの一覧表》

出所：厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

※65歳未満の国民年金の受給権者は繰上げ支給を選択したもの

【70歳～79歳】国民年金の平均年金月額《1歳刻みの一覧表》

出所：厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

【80歳～89歳】国民年金の平均年金月額《1歳刻みの一覧表》

出所：厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

【90歳以上】国民年金の平均年金月額

出所：厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

国民年金（老齢基礎年金）の年金月額は、公的年金の一般的な受給開始年齢である65歳以降はいずれの年齢でも5万円台でした。

年金保険料（2024年度月額：1万6980円）を480カ月の全期間納付した場合、65歳から「満額（2024年度月額：6万8000円）」の年金額を受け取れます。未納期間がある場合は、その月数に応じて満額から差し引かれる仕組みです。

よって、国民年金のみを受給する予定の方は、毎月約5万円～6万円台程度の年金収入となることを想定し、公的年金以外の老後資金や収入源を確保していく必要があるでしょう。

預貯金、資産運用、私的年金などを準備する、不労所得が入るしくみや長く働き続ける体制と整えるなど、自分に合う方法を見つけていきたいものですね。

とはいえ、実際には年金やその他の所得だけでは十分な収入を得られないケースも少なくありません。

そうした場合の支えとなるのが「年金生活者支援給付金」です。この制度は所得が一定基準を下回る年金受給者を対象に、公的年金に上乗せして給付金を支給するものです。

次でその支給額についても見ていきます。