2.3 行動(その3):リボ払いなど分割払いを多用しない
最近では、後払いの支払方法が一般化しつつあり、その中でもクレジットカードのリボ払いを選ぶ人が増えているようです。
リボ払いは、毎月の支払い額を一定に抑えることができるため、手元にお金がなくても買い物がしやすいという点で便利に感じられるかもしれません。
しかし、毎月の支払い額が一定であることはデメリットでもあります。利用者は実際にどれだけ支払いをしなければいけないのか把握しづらくなるからです。
貯蓄上手な人がリボ払いを使わない理由は明確です。高額な利息による無駄な出費を避けるためだけでなく、自分の収支をしっかり把握し、計画的にお金を使うことを重視しているからです。
収支を自分でコントロールできる状態にすることが、貯蓄上手への近道と言えるでしょう。
○分割払い
利用代金のうち、ある食事や買物に使った金額を分割して支払うことにするのが分割払いです。
例えば、ある買物の際に6回の分割払いを指定した場合には、最初の支払日から6回にわたって、その金額を分割して支払うことになります。ー法務省「大人への道しるべ『クレジットカードの利用は慎重に』」
○リボ払い
利用件数や利用金額に関係なく、毎月一定の金額を支払うのがリボ払いです。
この金額については、自分で自由に設定できる場合や、いくつかのコースから選択できる場合などがあり、クレジットカードによって異なります。ー法務省「大人への道しるべ『クレジットカードの利用は慎重に』」