元銀行員が教える、年収200～250万円世帯の平均貯蓄額が多い理由3選。

2. 元銀行員が教える！貯蓄上手な人の共通点3選

貯蓄下手な人には、実はある共通した特徴があります。

ここからは、筆者が銀行員としての経験で見た貯蓄下手な人のやりがちな行動と、その改善ポイントを紹介していきます。

2.1 行動（その1）：「余裕資金」と「使うお金」の区別をしている

毎月の収入をすべて日々の生活費に使ってしまうと、将来のためのお金を準備する余裕が生まれず、その日暮らしの状態に陥ってしまいます。

貯蓄ができる人は、給料日などの収入があるタイミングで、一定額を「余裕資金」として別の口座に自動的に移す仕組みを利用しています。定期預金の積立や自動積立の設定を活用するのも有効です。

この「先取り貯蓄」の習慣によって、貯蓄を優先しつつ、残ったお金の範囲内で家計をやりくりするというルールを徹底しているのです。

収入を「余裕資金」と「使うお金」に分ける意識を持つことで、貯蓄を無理なく続けることができるでしょう。