1.1 年収レンジ別の平均貯蓄額(二人以上の世帯のうち勤労者世帯)

年収が高ければ貯蓄が多いというわけでもない

貯蓄額の差の写真

出所:Hyejin Kang/shutterstock.com

  • 平均年収200万円未満:平均貯蓄額543万円
  • 平均年収200万~250万円:平均貯蓄額1164万円
  • 平均年収250万~300万円:平均貯蓄額716万円
  • 平均年収300万~350万円:平均貯蓄額783万円
  • 平均年収350万~400万円:平均貯蓄額827万円
  • 平均年収400万~450万円:平均貯蓄額875万円
  • 平均年収450万~500万円:平均貯蓄額987万円
  • 平均年収500万~550万円:平均貯蓄額1033万円
  • 平均年収550万~600万円:平均貯蓄額1061万円
  • 平均年収600万~650万円:平均貯蓄額1040万円
  • 平均年収650万~700万円:平均貯蓄額1263万円
  • 平均年収700万~750万円:平均貯蓄額1285万円
  • 平均年収750万~800万円:平均貯蓄額1346万円
  • 平均年収800万~900万円:平均貯蓄額1540万円
  • 平均年収900万~1000万円:平均貯蓄額1880万円
  • 平均年収1000万~1250万円:平均貯蓄額2029万円
  • 平均年収1250万~1500万円:平均貯蓄額2418万円
  • 平均年収1500万円以上:平均貯蓄額4014万円

いかがでしょうか。

このように、平均年収が多くなるにつれて平均貯蓄額も増える傾向にはありますが、必ずしも年収が高ければびっくりするような貯蓄ができるということでもなさそうです。

1.2 年収200万~250万世帯の平均貯蓄額は1164万円

平均年収200万~250万円世帯を見てみると、平均貯蓄額1164万円と突出していることがわかります。

平均年収が倍の400万~500万円世帯と比較しても、平均貯蓄額は高く、年収と貯蓄額は関係がないのではないかと思う人も多いでしょう。

貯蓄が上手な人は、年収に関わらず、ある習慣があるように感じます。

ここからは、元銀行員が今まで見てきた貯蓄上手な人の共通点についてご紹介していきます。