2.2 「大阪府」の府職員の冬季ボーナスはいくら?

大阪府「令和6年12月期の期末・勤勉手当の支給について」によると、大阪府職員に対して支給された、期末・勤勉手当は下記のとおりです。※管理職、再任用職員及び非常勤職員を除く

期末・勤勉手当(大阪府職員)

期末・勤勉手当(大阪府職員)

出所:大阪府「令和6年12月期の期末・勤勉手当の支給について」

大阪府職員の平均支給額は82万9876円となっており、千葉県職員と同様に昨年の冬季ボーナスよりも支給額が減少しています。

千葉県職員と大阪府職員の冬季ボーナスを比較すると、千葉県は平均年齢が若いにもかかわらず、大阪府よりも支給額が高い傾向が見られます。

  • 千葉県職員:87万8256円(平均年齢39.2歳)
  • 大阪府職員:82万9876円(平均年齢40.5歳)

上記の背景として、大阪府の平均支給額には管理職が含まれていないこと以外にも、地域の財政状況や支給基準、勤続年数や役職構成などの違いが要因としてあるのでしょう。

このように、同じ公務員でも県によって冬季ボーナスの支給額が異なるため、より詳しく知りたい方は、お住まいの都道府県ホームページから確認してみることをおすすめします。

3. 冬のボーナスを機会に貯蓄を始めてみよう

本記事では、国家公務員や県職員の2024年の冬季賞与について紹介していきました。

本記事で紹介した公務員のボーナス額と、ご自身の冬季ボーナスを比較して、「公務員はやはり支給額が多い」と感じる方もいれば、「自分のボーナスとあまり変わらない」と思った方もいるでしょう。

ボーナスの使い道は人それぞれですが、まだ貯蓄をしていない方にとっては、これを機に貯金や投資を始める良いタイミングかもしれません。

特に、今年から始まった「新NISA」は投資利益が非課税となる制度となっており、少額から気軽に始められるため、投資初心者にも適しています。

2024年の冬季ボーナスを機会に、将来の自分に向けた資産形成を検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

和田 直子