2. 4つの都県の「市町村数」を比較すると…
政府統計の総合窓口(e-Stat)によると、日本で二番目に「市町村数」が多い都道府県は、長野県です。気になる市町村数は、77となっています。
長野県には19の市と23の町、35の村があり、村の数は全国47都道府県で1位。かつては120の市町村があった長野県ですが、政府主導で行われたいわゆる平成の大合併で2010年に現在の市町村数になりました。
長野県に次いで三番目に市町村が多いのは埼玉県の63で、四番目は福岡県の60。アンケートで23%の人が選択した東京都は39で、16位でした。
ちなみに、日本で一番市町村が多いのは北海道で、一番少ないのは富山県の15です。
3. 長野県の県内総生産は8兆6243億円
ここからは日本で二番目に「市町村数」が多い長野県について紹介します。
長野県は本州のほぼ中央に位置し、東西に約120キロメートル、南北に約212キロメートルと南北に長い形をしています。
新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県に接しており、隣接する県の数は日本一。総面積は1万3562.23平方キロメートル(参考値)で、全国第4位の大きさです。
2024年1月1日時点の県人口は202万8135人で、人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 長野市 36万5572人
- 松本市 23万5475人
- 上田市 15万2484人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目8兆6243億円。一人当たりの県民所得は294万9000円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で二番目に「市町村数」が多い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年12月10日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 国土地理院「都道府県別面積の順位」
- 政府統計の総合窓口(e-Stat)「市区町村を調べる」
- 総務省「平成の合併」による市町村数の変化」
- 長野県「長野県の県民経済計算」
小野田 裕太