1.1 医療費の自己負担割合（1割・2割・3割）
保険証には「一部負担金の割合」が記載されています。
「自己負担割合」とは、医療費のうち自己負担する割合のことです。
この割合は、住民税課税所得などに基づき、1割、2割、3割のいずれかに決まります。
自己負担割合の判定方法
- 3割負担：現役並み所得者（同じ世帯の被保険者の中に住民税課税所得が145万円以上の方がいる場合）
- 2割負担：一定以上所得のある方
- 1割負担：一般所得者等（同じ世帯の被保険者全員の住民税課税所得がいずれも28万円未満の場合など）
※世帯の状況によって基準となる所得が変わるため、詳しくはお住まいの自治体窓口等でご確認ください。
毎年8月1日に見直しが行われるため、前年と変わる可能性もあります。
2022年10月1日からは、これまでの1割と3割に「2割負担」が追加されました。
もし1割負担だった方が2割や3割に変更されると、医療費が2倍や3倍になる可能性があります。
新しい保険証が届いたら、自己負担割合に変更がないか確認しておきましょう。
