2. 2024年度の「老齢年金生活者支援給付金」の給付基準額は？
2024年度の、老齢年金生活者支援給付金の給付基準額は5310円（月額）です。
2.1 「年金生活者支援給付金」の給付基準額をチェック
ただし、月額5310円はあくまで基準額であり、実際には保険料納付済期間等により計算されるため、個人差があります。
2.2 「老齢年金生活者支援給付金」の給付額の計算方法
「老齢年金生活者支援給付金」は、月額5310円をもとに保険料納付済期間等に応じて算出し、①と②の合計額になります。
- ①保険料納付済期間に基づく額（月額） ＝ 5310円 × 保険料納付済期間 / 被保険者月数480月
- ②保険料免除期間に基づく額（月額） ＝ 1万1333円※2 × 保険料免除期間 / 被保険者月数480月
※昭和31年4月2日以後に生まれた方で78万9300円を超え88万9300円以下である方、昭和31年4月1日以前に生まれた方で78万7700円を超え88万7700円以下である方には「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます。
参考までに、2024年度の「老齢年金生活者支援給付金」の給付金額の早見表は下記のとおりです。
たとえば、保険料納付期間が480ヶ月の方の場合、月額5310円が支給され、2024年度の老齢基礎年金月額6万8000円と合わせると、合計で7万3310円になります。
一方、保険料納付期間が240ヶ月で、全額免除期間も240ヶ月の場合、支給額は8322円に増加します。
しかし、基礎年金が5万1000円に減額されているため、合計は5万9322円となります（いずれも68歳以下のケース）。
