4. 「年金振込通知書」を失くしてしまったら、「ねんきんネット」にアクセス
この記事を読んで、改めて「年金振込通知書を確認してみよう」と思った方がいるかもしれません。とはいえ、中には「うっかり、失くしてしまった…」という人もいるのではないでしょうか。そんな方は、パソコンから日本年金機構の「ねんきんネット」にアクセスすれば、年金振込通知書の内容が確認、再交付申請ができます。
「ねんきんネット」は、年金記録の確認、年金見込額の試算、通知書の閲覧等、年金情報の確認や年金に関する各種手続きが行えるサービスです。
24時間いつでもどこでも、スマートフォンやパソコンから利用可能です。
まずは、パソコンで「ねんきんネット」を検索して、その後の手続きは以下のとおりです。
4.1 「ねんきんネットへの登録」からスタート
ねんきんネットの登録には以下の2つの方法があります。
- マイナポータルとの連携(ねんきんネットのユーザID取得不要)
- ユーザIDの取得
マイナポータルとの連携
マイナポータルの利用に必要な、以下の2つを準備して、「マイナポータル」で手続きを行いましょう。
【マイナポータルの利用に必要なもの】
- マイナンバーカード
- メールアドレス
ねんきんネットのユーザID取得
「ねんきんネット」に必要なユーザIDを取得する際には以下の2つを準備して、「ねんきんネットの利用を始める」で手続きを行いましょう。
【ねんきんネットを利用に必要なもの】
- 基礎年金番号
- メールアドレス
基礎年金番号は、年金手帳や年金証書などで確認できます。
5. まとめにかえて
公的年金からは住民税や介護保険料が天引きされており、10月からその金額が切り替わります。
今年から年金を受け取り始めた人や、昨年の収入が一昨年より多かった人は、10月以降の振込額が減っている可能性があるため注意しましょう。
参考資料
- 日本年金機構「「ねんきんネット」の登録方法」
- マイナポータル「ねんきんネットとの連携」
- 豊中市「公的年金からの特別徴収額が10月から急に高くなったのはなぜですか」
- 日本年金機構「令和6年10月の年金支払いにかかる年金振込通知書を送付しています」
舟本 美子