2024年12月6日、日経平均株価が▲0.77%の下落、TOPIXは▲0.55%の下落となりました。

今回は、化学業種に属する資生堂(4911)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. 資生堂の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、資生堂の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):2,734円
  • 前日比:+0.61%
  • 始値:2,725円
  • 高値:2,764円
  • 安値:2,722.5円

資生堂は2024年12月6日、2,725円で取引をスタートし、2,764円の高値、2,723円の安値を付け、結局2,734円で取引を終了しました。

  • 出来高:3,479,000株
  • 時価総額:1,093,600百万円
  • 売買代金:9,526百万円
  • PER(会社予想):182.2倍
  • PBR(実績ベース):1.82倍
  • 配当利回り:2.19%

その結果、資生堂の株価は2024年12月6日、前日比+0.61%の上昇となりました。

なお、日経平均株価は▲0.77%の下落、TOPIXは▲0.55%の下落でした。

出来高は3,479,000株で、発行済株式における割合は0.87%となりました。

2024年12月6日終値時点での配当利回りは、2.19%となりました。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の直近決算の重要ポイントや業績予想を振り返るとともに、基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。

2. 資生堂の企業概要のおさらい

次に、資生堂の企業概要をおさらいします。

  • 業種:化学
  • 設立年月日:1927年6月24日
  • 発行済株式数:400,000,000株
  • 上場市場:東証プライム
  • 上場年月日:1949年5月
  • 決算時期:12月
  • EPS(会社予想):15.0円
  • 株主優待:自社グループ製品

最後に株式投資関連の用語を分かりやすく解説します。

3. 用語解説 株式投資関連の用語を分かりやすく解説

3.1 出来高とは

証券取引所で売買された株式の数量。例えば、買い100株、売り100株の注文のもと取引が成立した場合、出来高は100株となります。

3.2 時価総額とは

上場企業の株価と発行済み株式数を掛け合わせたもの。企業価値を測るひとつの尺度として見られる。

3.3 PERとは

株価を1株当たりの当期純利益で割ったもの。同業他社の水準と比較したりするなどして、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。

3.4 PBRとは

株価を1株当たり純資産で割ったもの。帳簿上の純資産に対し、何倍の時価が付いているかという指標ともいえる。上記のPERと同様、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。

3.5 配当利回りとは

1株当たり年間配当金を株価で割ったもの。投資のリターンのひとつであるインカムゲインについて、投資対効果を考えるうえで参考にする。

3.6 日経平均株価とは

日本経済新聞社が算出している日本の株式市場の株価指数。東京証券取引所プライム市場に上場する株式のうち、流動性の高い225銘柄で構成されている。

3.7 TOPIXとは

東京証券取引所プライム市場上場株式銘柄や、旧第一部に上場していたスタンダード市場上場株式銘柄を対象に、日本取引所グループが算出している株価指数。株式の時価総額の合計を終値ベースで評価し、基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化されている。

4. 参考

三石 由佳