3.1 投資信託

投資信託は、資産形成を考える個人が利用しやすい金融商品のひとつ。50歳代以下の投資家はネット証券で取引する方が多く、自分の裁量で好きなときに売買したり、運用中の資産をすぐに確認できる手軽さが魅力です。

投資信託は長期の積立投資に適しており、長く投資を継続すればするほど複利の効果を得やすいのが特徴です。

分散投資の効果を発揮するためには、流行りの銘柄にとらわれず、成長が期待できる資産へ投資をすることも大切です。20年、30年、40年と長く続けていきましょう。

NISAとiDeCo

NISAとiDeCoは、個人の資産形成を後押しする非課税制度です。いずれも税の優遇がある制度なので、長期で運用するときは活用を検討してみましょう。

NISAとiDeCoは似ているようで、内容は異なります。それぞれメリットデメリットがあるので確認した上で利用しましょう。両制度を利用することも可能です。

注意したいのは中途解約の可否です。iDeCoは原則として中途解約ができないので、拠出額はよく考えてから決めるようにしましょう。