3. 【シミュレーション】毎月6万円を30年間積立投資したら資産はいくらになる?

新NISAを利用している方の毎月の平均積立額である、6万円を30年間積み立てた場合の貯蓄額を見ていきましょう。想定利回りが1~10%の場合でシミュレーションしています。

【一覧表】6万円を30年間積み立てた場合の貯蓄額

【一覧表】6万円を30年間積み立てた場合の貯蓄額

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」をもとに筆者作成

【毎月6万円を30年間積み立てた場合】

  • 想定利回り1%:運用収益 358万円:合計額 2518万円
  • 想定利回り2%:運用収益 796万円:合計額 2956万円
  • 想定利回り3%:運用収益 1336万円:合計額 3496万円
  • 想定利回り4%:運用収益 2004万円:合計額 4164万円
  • 想定利回り5%:運用収益 2834万円:合計額 4994万円
  • 想定利回り6%:運用収益 3867万円:合計額 6027万円
  • 想定利回り7%:運用収益 5160万円:合計額 7320万円
  • 想定利回り8%:運用収益 6782万円:合計額 8942万円
  • 想定利回り9%:運用収益 8824万円:合計額 1億984万円
  • 想定利回り10%:運用収益 1億1403万円:合計額 1億3563万円

新NISAを利用する場合は、非課税限度保有額が1800万円です。

また、上記シミュレーションは利回りが安定していることを前提として作られたものです。実際の資産運用には元本割れなどのリスクが伴う点に注意してください。

上記シミュレーション表は、あくまで将来の運用資産額や資産の増え方などの部分を参考にしてみてください。

4. まとめにかえて

今回は新NISA制度の概要や意識調査から平均積立月額を紹介し、想定利回り別のシミュレーションを見てきました。

積立額や利回りによって、運用収益や合計額は変動します。

利回りが高いほどリスクも大きくなるため、自身のリスク許容度を考慮して投資先を選びましょう。

参考資料

円城 美由紀