4. 富裕層の共通点(その3)マルチタスクを上手くこなす

富裕層の方は、仕事で重要な役職に就かれている方や経営者の方もいらっしゃり、多忙な日々を過ごされている方が多かったです。

しかし、忙しさに飲み込まれることなく、仕事に真摯に向き合いながらマルチタスクを上手くこなしている様子が印象的でした。

なかには、1人でスケジュール管理を行いつつ、経理や営業などさまざまな仕事をこなす方もいました。

やらなければならない仕事は決まっているため、「いかに効率よく正確にこなしていくか」ということに注力します。

仕事中は1分1秒も無駄にしないように、優先順位を考えながら、スピード感を持って取り組まれていました。

5. まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。今回は、日本にいる富裕層の割合や、証券会社で富裕層担当であった元社員の筆者が見てきた「富裕層の共通点」をご紹介しました。

日本には、純金融資産保有額が5000万円以上1億円未満の「準富裕層が325.4万世帯」、1億円以上5億円未満の「富裕層が139.5万世帯」いることがわかりました。

なお、純金融資産保有額が5億円以上の超富裕層は、9.0万世帯存在します。

富裕層の方は、タイムマネジメントが上手でマルチタスクを上手くこなしたり、やるべきことを前倒しで取り組む方が多かったです。

時間を大切にしながら真摯にビジネスに取り組む様子は、ぜひ参考にしてみたいものですね。

参考資料

安達 さやか