【新NISA】知っておきたい「4つのポイント」をチェック！積立投資「月3万円・30年間」もシミュレーション 運用結果をグラフでも確認

1.2 新しいNISA：「成長投資枠」と「つみたて投資枠」

一方、新NISAでは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の２つに分かれ、これらを併用することが可能です。

新NISAの「成長投資枠」

• 年間投資上限額：240万円
• 非課税保有期間：無期限
• 投資対象商品：上場株式・投資信託など

新NISAの「つみたて投資枠」

• 年間投資上限額：120万円
• 非課税保有期間：無期限
• 投資対象商品：投資信託やETF

非課税保有限度額（総枠）：1800万円（うち成長投資枠1200万円）※枠の再利用が可能

2. 旧NISA制度→新NISA制度の4つの変更点

特に注目すべきポイントは次のとおりです。

1. 「成長投資枠」と「つみたて投資枠」が併用可能になる
2. 年間投資上限額が増える
3. 非課税保有限度額（総枠）が新設される
4. 制度が恒久化される

これによって、新NISAは旧NISAとくらべて使い勝手が良くなりました。

なお、旧NISAの「一般NISA」と「つみたてNISA」は2023年末で買付終了となりました。ただし、非課税口座内にある商品については、新しい制度の非課税限度額の外枠で現行の取扱いが継続されます。