3. 自治体独自の「給付金・補助金・手当」
ここまで、国から支給されるシニア向けの「給付金・補助金・手当」について一部をご紹介しました。
国が実施している制度以外にも、各自治体が独自に実施している支援策があります。
本章では、自治体が提供している「給付金・補助金・手当」の一例を紹介します。
3.1 【自治体独自の支援】はり・きゅう・マッサージ施術費の助成
大阪府摂津市では、65歳以上の方(含、年度内に65歳になる方)を対象に「はり・きゅう・マッサージ施術費」の助成があります。
市が指定する施術所で医療保険各法、老人保健法、生活保護法による療養費の支給または医療の扶助が適用されない施術を行った場合に、自己負担額が施術標準料金の約3分の1に軽減されます(年間15回)。
例えば、施術標準料金1回3000円のはりを受けた場合、1000円は市、1000円は施術所により負担。自己負担額は1000円まで軽減されます。
こちらは大阪府摂津市の事例ですが、同様の助成制度を設けている自治体は他にもあります。ご自身のお住まいの市町村ホームページ等で確認してみると良いでしょう。