3. 【金融のプロが解説】富裕層に共通する3つの特徴
本章では、元金融機関勤務である筆者が感じた「富裕層に共通する特徴」について3つお話ししていきます。
3.1 共通点1:富裕層は戦略的に考える
富裕層は、お金の管理や運用に対して非常に慎重です。
リスクを分散するために、さまざまな視点から検討し、資産を細かく把握しています。
たとえば、「新NISAが始まったから米国株を買っておけばいい」といった安易な考えではなく、多くの人が周囲に流されて投資を行う中で、富裕層は確実に計画を立てて行動します。
安定した資産運用を実現するためには、ポートフォリオを適切に管理することが重要です。
株式だけでなく、債券や不動産など、複数の資産に分散させることでリスクを抑えることが期待できます。
この機会に一度、ご自身の資産運用を見直してみるのもよいかもしれません。
3.2 共通点2:富裕層には「頼れる専門家」がついている
富裕層に共通する特徴の一つとして、問題が生じた際にすぐに相談できる「専門家」が身近にいる点があります。
インターネットで情報を探すことができる現代ですが、どの情報が正しいのか見分けるには専門知識が必要です。
富裕層の多くは、疑問をそのままにすることなく、資格を保有している専門家に相談して、自分に合った判断ができるよう心掛けている方が多いです。