食品や日用品、電車賃やガソリン代など、日々物価が高くなっていきます。知らずしらずのうちに、私たちの家計はダメージを受けているかもしれません。

今後も物価高騰の波がどうなるかはわからず、その上賃金も上がらない現状では、働き世代は将来のお金への不安を抱えている人でほとんどしょう。

筆者もそのようなご相談を多くいただきます。

そんな中、2024年12月17日に可決された補正予算案では、低所得者世帯への「3万円給付」が決定しました。

そこで今回はこの給付金の内容や、住民税非課税世帯についても解説していきます。

1. 【補正予算が成立】住民税非課税世帯への給付とは?

先述の補正予算の成立で、低所得者世帯への「3万円給付」が決定しました。

さらに、子どもがいれば「1人あたり2万円」の追加支給もあるんです。

この支援は「住民税非課税世帯」に向けたものです。

また、燃料油や電気・ガス料金の負担軽減も実施されることになりました。

平均的な使用量(電気400kwh、ガス30㎥)を想定した場合、電気とガスを合わせて月1300円程度の値引きが想定されています。

次章で「住民税非課税世帯に該当する条件」を、東京都23区内を例に詳しく見ていきましょう。