ヘアカット「QBハウス」値上げの効果

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ヘアカット専門店「QBハウス」を運営するキュービーネットホールディングスが2018年6月期通期決算と同時に値上げを発表しています。株式市場はどう受け止めたのでしょうか。値上げの背景と株式市場の反応を整理し、見ていきましょう。

値上げはどのくらい?いつから?

2018年8月13日にQBハウスを運営するキュービーネットホールディングスよりサービス価格の改定がについて発表されています。

価格の改定日については、2019年2月1日からとし、サービス価格改定の内容については、通常料金に関しては、改定前価格が1080円(税込)が改定後には1200円(税込)に。

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また、シニア価格(平日利用のみ・65歳以上)の改定前価格が1000円(税込)が改定後価格の1100円(税込)とされています。

キュービーネットホールディングスは、今回の価格改定について2019年6月期の業績予想には織り込んでいるとしています。2019年2月からの価格改定ですので、今期でいえば5か月分の価格上昇影響があるといえるでしょう。

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株式市場は値上げを好感

2018年8月14日の株式市場は今回の決算発表と値上げの発表を好感し、キュービーネットホールディングスの株価は大きく上昇しています。

そもそも、今回のサービス価格の値上げは、人件費などにかかわる背景を会社が説明しており、昨今の人手不足などを背景にすれば利用者も納得せざるを得ない部分もあろうかと思います。

今年度は5か月分の寄与ですが、来年度になれば通期で寄与するために、来年度の上期の増益率も大きくなることが予想されます。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。