3.3 富裕層に共通する特徴3:富裕層は「学び続ける」
富裕層に共通する特徴の一つは、常に学び続ける姿勢です。
読書はもちろんのこと、セミナーやワークショップにも積極的に参加しています。
学んだことを即実行に移し、その行動力が新たな人脈を築き、最終的に成功を引き寄せることが多いのです。
上記から、私たちも考えすぎず、気になることがあればすぐに行動に移すことが重要だと言えるでしょう。
4. まとめにかえて
日本の富裕層は全体の約2%を占めており、2005年から2021年の間にその数が増加していることがわかっています。
富裕層というと、起業家や資産家をイメージされる方も多いかもしれませんが、相続や贈与をきっかけに本人が意図せず富裕層になるケースも少なくありません。筆者も、日々資産運用コンサルティングを行う中で、相続や贈与に関する相談を数多く受けています。
特に相続でまとまった資産を受け取ると、一気に大きなお金をどう運用するか悩む方が多いようです。運用の選択肢が多く、知識不足や資金計画が不十分だと迷ってしまうのも無理はありません。
こうした大きな決断は、焦って進めるのではなく、日頃から少しずつ情報を集めながら投資に関する知識を身につけておくことが大切です。目的に合った運用方法を選ぶことで、資産を守りながら、さらに増やす可能性を広げることができるでしょう。
参考資料
入慶田本 朝飛