元金融機関社員が見た、富裕層に共通する3つの特徴とは。富裕層が増え続ける意外な理由も解説元金融マンが語る「本物のセレブ」の共通点とは

3. 富裕層に共通する「3つの特徴」とは？金融のプロが解説

続いて、元金融機関勤務の筆者が感じた「富裕層に共通するポイント」について紹介していきます。

富裕層は資産の管理や運用に非常に慎重です。

リスクを分散させるために、さまざまな選択肢を検討し、自分の資産状況を細かく見直しています。

たとえば、「2024年に新NISAが導入されたから、米国株を購入すれば良い」というような直感的な投資ではなく、しっかりとした戦略に基づいて計画を立てます。

安定した資産運用を実現するためには、適切なポートフォリオ（資産配分）を維持することが重要です。

株式だけでなく、債券や不動産など、複数の資産に分散してリスクを軽減する方法もあります。

上記をふまえ、一度自分の資産運用を見直して、より計画的に進めることを考えてみるのも良いかもしれません。

富裕層には「信頼できる専門家」がいることが特徴の一つです。

インターネットで情報を調べることができる時代ですが、やはり専門家に相談するほうが安心です。

たとえば、投資や税金についてはファイナンシャルプランナーに、法的な問題については弁護士に相談するなど、必要に応じて専門的なアドバイスを受けることが重要です。

富裕層は、こうした専門家とのネットワークを大切にして、しっかりとサポートを受けています。