【12月年金支給額が増得る場合も】申請必須の「年金生活者支援給付金」とその給付額を詳しく解説【12月13日は年金支給日】厚生年金・国民年金の最新平均支給額と支援給付金の申請方法

株式会社帝国データバンク「『カレーライス物価指数』調査（2024年9月）」が発表されました。内容としては、カレーライス物価指数が6か月連続で最高値を更新したというものでした。

カレーライス物価指数とはカレーライスで使用する原材料や、調理にかかる水道光熱費などを独自に試算した指標のことで普段の食卓への影響度を示すものです。

原因としてはコメの価格が大きく影響しました。

普段、記事をご覧になっている皆さんもこのような物価上昇をスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで感じたことがあるのではないでしょうか？

このような物価上昇を受けて現役世代の方々に限らず、年金受給世代の方々も生活が今まで通りのものではなくなっているかと思います。

そんな年金受給世代の方の中でも、一定の条件を満たす人は年金に上乗せがある年金生活者支援給付金というものがあります。

今回の記事では、そんな年金生活者支援給付金について詳しく書いています。

また、記事の最後には今からできる物価上昇対策についても書いていますのでぜひ最後までご覧ください。

1. 「年金生活者支援給付金」2ヶ月ごとの支給！種類も解説

年金収入やその他の所得額が一定基準額以下の年金生活者を支援するための制度、「年金生活者支援給付金」をご存じでしょうか。

これは、年金に上乗せして支給されるものです。

比較的新しい制度で、2019年10月1日にスタートしました。その財源は消費税率の引上げ分となっています。

年金生活者支援給付金の財源は、消費税率の引上げによるものです。

2019年10月1日に消費税が8％から10％に上がった際に施行され、初回の支給日は同年12月13日でした。

年金生活者支援給付金には、下記の3種類があります。

それぞれ受け取る年金種類によってわかれます。

公的年金と同じ日に、2ヶ月ごとに振り込まれます。

原則として、偶数月の15日です。もし15日が土日祝日の場合、その直前の平日が振り込み日となります。

それでは次章にて、対象者を詳しく見ていきましょう。