3. 富裕層から「賢いお金の使い方」を学ぼう
富裕層がどのように資産を活用しているか、ラグジュアリーカードの調査データを基に見ていきましょう。
以下はその調査概要です。
＜調査概要＞
【ラグジュアリーカード利用データ調査】
- 調査対象期間：2023年1月1日～2023年12月31日
- 調査対象：期間中のラグジュアリーカード（チタンカード、ブラックカード、ゴールドカード、ブラックダイヤモンド）会員※人数非公開
上記調査の結果、利用金額が多かったカテゴリーTOP10は以下のとおりです。
調査結果によると、富裕層の支出で最も大きな割合を占めたのは「レストラン・飲食店」、次いで「バー・ナイトクラブ」といった外食関連の支出でした。
コロナ禍で控えめになっていた外出が、今では再び活発化している様子がうかがえます。
さらに、2022年にはランキングに入っていなかった「広告費」が2023年には5位にランクインしました。
これはビジネスへの投資が増えていることを示しており、富裕層のマーケティング活動への関心の高まりが反映された結果と言えるでしょう。
カード利用額の伸び率を見てみると、広告やマーケティング費が前年の4倍以上に急増しています。
また、ゲームやコミック、スポーツジムといった娯楽への支出も増加しており、富裕層が生活全般を充実させるための投資に力を入れていることがわかります。
これは、富裕層がビジネスだけでなくプライベートにも積極的に支出し、自分の生活を豊かにすることを重視していることを示していると言えるでしょう。
