【年金一覧表つき】60歳から90歳以上までの平均年金額を徹底解説！厚生年金・国民年金と年金生活者支援給付金の月額もチェック 70歳未満から90歳以上まで、年金生活者支援給付金の平均額も一覧表で分かりやすく紹介

将来の年金、どれくらい受け取れるか考えたことありますか？

私はファイナンシャルプランナー（FP）として、いろんな方からご相談を受けているんですが、その中で多いのが「老後が不安」というお悩みです。

なぜこんなに老後が不安になるのか？といえば、物価がじわじわ上がってるとか、年金制度が将来どうなるのか分からないなど、ネガティブなことばかり耳にするからというのもあるでしょう。

では、老後を安心して過ごすためには、どうしたらいいんでしょうか？大事なのは、ちゃんと準備をすることです。

闇雲に資産運用を始めるのではなく、まずは自分が将来どれくらい年金を受け取れるのか、現状をしっかり把握するところからスタートです。

そこで今回の記事では、シニア世代が実際にどれくらいの年金を受け取っているのか、リアルな数字をお見せします。その上で、効率的な老後資金の準備方法もお伝えします。

それでは、シニア世代の年金事情を一緒にのぞいてみましょう。

1. 【厚生年金】一覧表「60歳～90歳以上のシニア」の平均年金月額

まずは厚生労働省「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、60～90歳以上の「厚生年金」の平均年金月額を確認しましょう。

なお、提示する厚生年金額には国民年金の金額も含まれています。

60歳代の厚生年金額