【年金一覧表つき】60歳から90歳以上までの平均年金額を徹底解説！厚生年金・国民年金と年金生活者支援給付金の月額もチェック 70歳未満から90歳以上まで、年金生活者支援給付金の平均額も一覧表で分かりやすく紹介

遺族年金生活者支援給付金（令和5年3月）

年金収入が少ない方に対する支援として「年金生活者支援給付金」がありますが、その金額だけでは生活を十分に支えるのは難しいケースが多いです。

今後も個人で老後に備えるための貯蓄や資産運用、あるいは働く期間を延ばすなどの対策が求められるでしょう。

4. 【FPからのアドバイス】老後の資金準備、今からできることは？

今回はシニア世代の年金受給額についてお話ししましたが、と不安を感じた人もいるのではないでしょうか？

まず最初にやるべきことは、自分が将来どれくらい年金をもらえるのかをちゃんと知ることです。

そのための手っ取り早い方法が「ねんきん定期便」の確認。自分の年金額をしっかり把握するのが、老後資金準備のスタートラインです。

次にやることは、必要な老後資金を計算すること。無料で使えるシミュレーションツールがたくさんあります。金額に驚くかもしれませんが、早めに知っておけば対策も立てられます。

老後に向けて必要な金額が見えてきたら、次はその資金をどう作るかを考えましょう。

そこで注目したいのが、2024年から改正された「新NISA」。投資信託をコツコツ積み立てていく方法で、毎月の積立額を決めて運用していくんです。時間を分散してリスクを抑えるというやり方が基本で、銘柄選び次第で、地域の分散もできます。

ただし、投資にはリスクがつきものです。自分がどれくらいリスクを取れるかを考えて、場合によっては債券のような安定感のある選択肢も混ぜると安心感が増します。

ポイントは、まず「何のために、いくら必要か」をハッキリさせること。無理のない範囲で取り組んでいきましょう。

老後を安心して迎えるための第一歩、ぜひ今日から始めてみてくださいね。