2025年度の全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率が公表されました。
健康保険料は毎月の給与から天引きされているため、給与手取り額に影響する方もいると思われます。
この3月(4月納付分)から保険料が改定されますが、値上げになるか値下げになるかご存知でしょうか。
実は、全国健康保険協会(協会けんぽ)では都道府県ごとに医療費を反映して健康保険料率を設定するため、地域によって異なるのです。
自分の対象地域ではどうなのか、詳しくみていきましょう。
1. 全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率は都道府県ごとに異なる
全国健康保険協会(協会けんぽ)の場合、都道府県ごとに支部があり、それぞれで健康保険料率が異なります。
全国平均は10.0%ですが、最大で1.34%の違いがあるのです。
1.1 保険料率が高い支部の例
- 佐賀支部:10.78%
- 徳島支部:10.47%
- 長崎支部:10.41%
1.2 保険料率が低い支部の例
- 沖縄支部:9.44%
- 新潟支部:9.55%
- 岩手支部:9.62%
- 福島支部:9.62%