3. 【国民年金の一覧表】みんなの月額はいくら?

国民年金の受給額についても一覧表で見ていきましょう。

国民年金の年金月額階級別受給権者数(男女別)

国民年金の年金月額階級別受給権者数(男女別)

出所:厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業年報 令和4年度」をもとにLIMO編集部作成

  • 1万円未満:6万5660人
  • 1万円以上~2万円未満:27万4330人
  • 2万円以上~3万円未満:88万1065人
  • 3万円以上~4万円未満:266万1520人
  • 4万円以上~5万円未満:465万5774人
  • 5万円以上~6万円未満:824万6178人
  • 6万円以上~7万円未満:1484万7491人
  • 7万円以上~:178万3609人

国民年金は、20歳以上60歳未満の日本に住む全ての人に加入義務があります。

厚生年金に加入して働いたことがない場合は、老後に国民年金のみを受給することになります。

国民年金の支給額は、加入期間である40年間の保険料納付状況により決定。未納や免除などなく全ての保険料を納めた場合、老後に満額の国民年金を受け取れます。

ただし、満額の国民年金を受給できたとしても、年金収入だけで生活費をカバーするのは容易ではないでしょう。参考までにお伝えすると、2024年度の国民年金の満額(67歳以下新規裁定者)は、月額6万8000円です。夫婦ともに満額を受給したとしても、2人で月13万6000円です。

厚生年金受給者にもいえることですが、公的年金に依存した老後の生活設計はリスクが大きいでしょう。