3.5 30歳開始・月3万円・想定利回り8%
<資産額推移>
- 40歳:549万円
- 45歳:1038万円
- 50歳:1767万円
- 55歳:2853万円
- 60歳:4471万円
- 65歳:6882万円
3.6 45歳開始・月3万円・想定利回り8%
<資産額推移>
- 55歳:549万円
- 60歳:1038万円
- 65歳:1767万円
3.7 積立投資は若いうちから始めたほうが有利
シミュレーション結果からわかるように、積立投資を30歳から始めるのと45歳から始めるのでは、老後を迎えた時点での資産額に大きな差が生じます。
積立期間が長いほど安定した運用成果が期待できるため、なるべく早い段階から積み立てを始めるのがおすすめです。
ただし、毎月の積立額は無理のない範囲で設定し、生活に支障が出ないようにしましょう。
積立額に無理があると途中で解約せざるを得なくなり、長期投資による分散効果や複利効果を十分に得られません。
4. 老後資金の準備に新NISAの活用を検討しよう
現在、低金利の預貯金で資産を増やすのは困難です。それどころか、昨今の物価高騰によってお金の価値が相対的に低下しており、日本円しか持っていない方は実質的に損をしているのが現状です。
今後も長期的にインフレが続くようであれば、低金利の預貯金と資産運用では大きな差が生まれる可能性があります。
新NISAを活用した積立投資は安定した運用成果を得られる可能性があり、運用益は非課税となるためインフレ対策としても有効な手段です。
老後資金の準備に、新NISAの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
加藤 聖人