2024年12月2日から、現在の「健康保険証」の新規発行が終了し、以降はマイナンバーカードでの保険証(以降、マイナ保険証)の利用を基本とする仕組みに移行されます。

自治体によっては、2024年9月から世帯ごとに「医療保険のデータベースに登録されている個人番号(マイナンバー)」のお知らせが送付される予定です。

このように、健康保険証の廃止に向けた動きが進んでいますが、現在使用している健康保険証は、廃止後も使えるのでしょうか。

本記事では、2024年12月2日以降の、健康保険証の利用の可否について解説していきます。

現行の健康保険証と比較した「マイナ保険証のメリット」についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。

1. 12月2日から健康保険証の新規発行が終了。健康保険証は使えなくなる?

2024年12月2日から、現行の健康保険証の新規発行が終了し、マイナ保険証を利用することが基本となります。

とはいえ、現状は「健康保険証の新規発行が終了」するだけであるため、有効期限までは継続して使用が可能です。

なお、2024年12月2日時点で有効な健康保険証の場合は、最大1年間有効とする経過措置も設けられています。