2. 初心者は要チェック!プランターで〈野菜をうまく育てるコツ〉
2.1 適切なプランターを選ぶ
野菜栽培には移動しやすく比較的安価という点から、プラスチック製のプランターがオススメ。野菜の種類や大きさに合わせてサイズを選ぶのがポイントです。
葉野菜は深さが20センチ程度でも大丈夫ですが、根菜など根が深く張る野菜には十分な深さのあるプランターを使いましょう。
2.2 野菜に適した土を使う
野菜作りに適した土壌は、排水性と保水性、通気性がよいことが重要です。また有機質をタップリ含んだ栄養豊富な弱酸性の土壌が理想的。
初心者には園芸店で販売されている野菜用の土が便利です。自分でブレンドする場合は、赤玉土に腐葉土や堆肥をすき込みましょう。
2.3 日なたで育てる
植物にとって太陽の光は重要な要素。日光が不足すると成長が遅れたり、病害虫のリスクが高まったりすることがあります。
1日に6〜8時間、十分に光が当たる場所で育てましょう。
2.4 適度な水やりをする
基本的には土が乾いたらタップリと与え、プランターの底から水が流れるまでしっかり浸透させることが大切。天気や気温を考慮し、適切な頻度で水を与えましょう。
とくにプランターは地植えより水分が逃げやすいので、土の状態をよくチェックすることがポイントです。
2.5 風通しをよくする
風通しが悪くなると湿気がこもり、土がつねにジメジメした状態になります。茎が弱くなって倒れやすくなるため、健康な野菜が育ちません。
プランター栽培の場合は適度に苗の間隔を空けて、通気性をよくしましょう。間引きや剪定をすると、風通しを確保するのに役立ちます。
2.6 適量の肥料を与える
元肥として植え付け時に緩効性肥料を施し、成長期には液体肥料を与えましょう。葉物野菜には窒素が多めの肥料、根菜にはリン酸の多い肥料がオススメ。
野菜は栄養を多く必要としますが、過剰施肥は避け適量を守ることが大切です。