「年金」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
ポジティブなイメージよりも、「あまり受け取れない」とか「どれだけもらえるのか不安」といったネガティブなイメージが先行しているような気がします。
現在、日本の年金制度は「賦課方式」という形式をとっており、現役世代の納める保険料が年金受給者の生活を支える構図となっています。
つまり、今の現役世代が年金を受け取る頃には、その時の現役世代が支えるようになるということです。
少子高齢化が進行している日本においては、こういった背景から将来の年金受給額について不安が生まれているのだと考えられますね。
今回は、そんな年金について、今実際に受け取っている60歳代〜80歳代までの受給額について確認していきたいと思います。
年金受給額の現実が少し見えるかもしれませんね。
1. 【年金一覧表】国民年金「60〜80歳代」の平均月額を1歳刻みでチェック
まずは、厚生年金に1度も加入したことがない人が受け取る「国民年金」の平均月額から見ていきましょう。
1.1 60歳~69歳:国民年金の平均月額
- 60歳:国民年金4万2616円
- 61歳:国民年金4万420円
- 62歳:国民年金4万2513円
- 63歳:国民年金4万3711円
- 64歳:国民年金4万4352円
- 65歳:国民年金5万8070円
- 66歳:国民年金5万8012円
- 67歳:国民年金5万7924円
- 68歳:国民年金5万7722円
- 69歳:国民年金5万7515円
※65歳未満の国民年金の受給権者は繰上げ支給を選択した者