【年金一覧表】60歳代・70歳代・80歳代「国民年金と厚生年金」平均月額はいくら？「個人差」もチェック 10月15日は年金支給日

厚生年金の平均月額は14万円台です。

しかし、ボリュームゾーンをみると、実際に多いのは10万円以上〜11万円未満のようです。

受給割合を見てみると、30万円以上受け取っている人もいることから、個人差が大きいことがわかります。

厚生年金が上乗せされている人は、国民年金のみの人と比べて受給額が多いため、「手厚い」といった印象を受けるかもしれません。

一方で、国民年金のみを受給している人の中には、満額である6万円に届かない人も存在し、現役時代の働き方や保険料の納付状況によって、十分な年金を受け取れていないケースがあると考えられます。

5. まとめにかえて

本記事では60歳代～80歳代までの平均受給額について確認していきました。

年金だけで老後生活を維持するのは容易ではないことが分かりましたね。

老後の資金不足を解決する手段として検討したいのが「資産運用」です。

投資をすることでお金に働いてもらうという考え方です。

今年から新制度となった新NISAをはじめ、確定拠出年金や投資信託、株式、個人年金、終身保険など、その手法は様々です。

また、まとまったお金を一括で投資する方法もあれば、毎月決まった金額を少しずつ積立していくという方法もあります。

全員に共通する解決策は存在せず、100人いれば100通りの解決策が存在します。

自分にとって何がベストな方法なのかをまずはしっかりと見定め、その上で自身の老後に向けてできることを少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

荻野樹