厚生労働省によると、おひとりさま世帯は年々増加傾向にあり、2050年には全世帯の44.3%に達する見込みとされています。

老後をおひとりさまで過ごす方も増加しており、65歳以上のシニア世帯の全世帯のうち45.1%を占めることが予想されています。

おひとりさまは、老後の生活費を一人でまかなわなければならず、貯蓄が足りるかどうか不安な方もいるでしょう。

そこで本記事では、20歳代~70歳代までのおひとりさま世帯の平均貯蓄額を解説するとともに、お金を貯めるポイントを紹介していきます。

1. 【年代別】おひとりさま世帯の平均貯蓄額はいくら?

おひとりさまの平均貯蓄額について、金融経済教育推進機構(J-FLEC)が公表している「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」をもとに確認していきましょう。

【年代別】おひとりさま世帯の貯蓄額「平均値・中央値」

【年代別】おひとりさま世帯の貯蓄額「平均値・中央値」

出所:金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」 をもとに筆者作成

【年代:平均値/中央値】

  • 20歳代 161万円/15万円
  • 30歳代 459万円/90万円
  • 40歳代 883万円/85万円
  • 50歳代 1087万円/30万円
  • 60歳代 1679万円/350万円
  • 70歳代 1634万円/475万円

20歳代~70歳代まで見ると、年齢が高くなるにつれて貯蓄額も増加していくことがわかります。

貯蓄が1000万円を超えるのは50歳代からで、60歳代にはピークを迎え平均約1680万円となります。

しかし、いずれの年代でも平均値と中央値の値が大きくかけ離れており、これは高額な貯蓄を有する世帯が全体の平均値を引き上げているものと考えられます。