2024年9月2日より、日本年金機構から年金生活者支援給付金(以下、支援給付金)の請求書(はがき型)が送付されています。

支援給付金は請求しないともらえませんが、請求を忘れたという人もいるでしょう。

本記事では、支援給付金の申請期限を過ぎてからの請求について解説します。

年金生活者支援給付金の制度内容も紹介しますので、内容を確認してきちんと請求しましょう。

1. 年金生活者支援給付金とは

支援給付金は、2019年10月1日に消費税の引き上げと同時に導入された給付制度です。

消費税率引き上げ分を活用して公的年金に上乗せして支給し、所得が少ない年金生活者を支援することが目的です。

年金生活者支援給付金を受給できるのは、老齢または障害、遺族の各基礎年金受給者のみで、受給権があっても繰下げ待機などで年金を受給していない人は対象外です。

受給している年金の種類によって、支援給付金の支給要件や支給額は異なります。