以前に話題になった「老後資金2000万円」問題、ご記憶にある方も多いのではないでしょうか。
その後、大幅な物価高となったことにより老後2000万円ではなく4000万円が必要となるのではと言われています。
「老後に2000万円を貯められるかどうかですら危ういのに、4000万円なんて…」という声が聞こえてきそうです。
今回は、世帯主が65歳以上の世帯のうち「貯蓄が4000万円以上」の割合はどのくらいあるのか見ていきましょう。
1. 貯蓄4000万円以上の世帯はどのくらいある?
2023年の総務省統計局の家計調査「家計調査 貯蓄・負債編」のデータにある、世帯主が65歳以上の二人以上世帯の貯蓄高をみてみましょう。
4000万円以上の貯蓄高のある世帯の割合はどのくらいでしょうか。