1.2 慣れ親しんだ場所から離れたくない

【写真3枚】高齢者の一人暮らしの割合が増える理由と「独居老人」が抱える問題点とは?次ページ以降も解説

水田と山の絶景

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今の暮らしに特に不満がないので、慣れ親しんだ場所から離れてまで子供の家族と同居したくないというケースもあります。

長年住んできた家や慣れ親しんだ地域を離れるのは簡単なことではありません。

現在の住まいが自分で苦労して建てた思い入れのある家であれば尚更でしょう。

そして長年居住している地域であればそこに住み続けることで一定の近所づきあいも維持できるので、それほど孤独感を感じることなく生活できるケースが多いと思います。

1.3 経済的に一人暮らしが可能になっている

現状の暮らしに満足していて特に不自由を感じることがないというのも一人暮らしを続ける理由のひとつになります。

貯蓄や安定した収入さえあればとくに経済的な不安はなく、誰かを頼らなくても自分の趣味や仲間との交流を楽しみながら生活していくことができます。

そのためストレスを感じながら子供の家族と同居するよりも、身内に迷惑をかけることなく自由気ままに暮らしていくことを選択するケースも少なくありません。