2.5 花言葉は“負けず嫌い”!可憐な頑張り屋さん「ガウラ」

可憐で繊細ながら丈夫で使い勝手抜群の優等生「ガウラ」

白い蝶のような花を咲かせている、ガウラ

Alex Manders/shutterstock.com

風に揺れる白い花が、まるで蝶が舞っているように見えることから白蝶草(ハクチョウソウ)とも呼ばれるガウラ。楚々としたホワイトもとても素敵ですが、赤に近いピンクや淡いピンクなど、キュートなカラーもあります。

品種によって草丈が異なるため、寄せ植えにしたり、花壇の背景にしたり、グラウンドカバーにもできるなど、幅広い用途からとても人気があります。

繊細な花のイメージからは想像もつかないほど丈夫で、花茎を長く伸ばして咲く様子が、他の植物と背比べをして競い合っているように見えるので「負けず嫌い」という花言葉が生まれたとか。

暑さや寒さにも強く、晩秋まで次々と花を咲かせながら株を大きく生長させていきます。生長が速いので、風通しをよくするために秋の間に切り戻しをしておくとよいでしょう。

さし芽でふやしますが、こぼれ種でも自然にふえていきます。

※参考価格:300~700円前後(3~3.5号ポット苗)

3. まとめ

今回は、丈夫でなおかつ秋までずっと咲いてくれる多年草をご紹介しました。

どれも日当たりを好むので、残暑の直射日光や西日が射すような場所でもヘタらずに花を咲かせてくれます。しかもお手入れにあまり手がかからない優等生ばかり。

育ててみたいものがあったら、ぜひ植え付けなどの準備を万全にしてお迎えしましょう。

多年草は一度植えたら数年楽しむことができます。長く花を咲かせられる環境をととのえて素敵なお庭づくりをしてくださいね。

LIMO編集部