5. 秋には「年金生活世帯や低所得者世帯」へ追加の給付金も
岸田総理は、6月21日の記者会見において「物価高の中で食費の高騰などに苦しんでおられる年金(生活)世帯や低所得者世帯を対象として、追加の給付金で支援することを検討いたします」と述べました。
詳細は未定ですが、止まらぬ物価上昇を受けて、再度給付金が支給されることとなりました。
こちらも自治体によって、独自の上乗せやスケジュールの違いが出る可能性もあるので、続報が待たれます。
6. まとめにかえて
現在行われている「現金10万円の給付」。対象となる世帯は、住民税非課税世帯と住民税の均等割のみ課税世帯です。
18歳未満の子どもがいれば上乗せされ、さらに自治体で独自の上乗せがされるケースもあります。
秋に控えた追加の給付金とともに、お住まいの最新情報を確認するようにしましょう。
参考資料
- 泉佐野市「令和6年度低所得者支援給付金(新たに住民税非課税または均等割のみ課税となる世帯)への給付について」
- 東京都主税局「個人住民税(税金の種類)」
- 総務省「個人住民税」
- 首相官邸「岸田内閣総理大臣記者会見」2024年6月21日
- 港区「住民税(特別区民税・都民税)はどういう場合に非課税になりますか。」
- 杉並区「令和6年度新たな住民税非課税世帯等に対する物価高騰対策支援給付金(10万円)の支給(6年8月3日更新)」
- 厚生労働省「令和5年国民生活基礎調査」
- 首相官邸Instagram
太田 彩子