財務省が2024年2月9日に公表した所得から税金や社会保険料に回す割合を示す「国民負担率」は、45.1%になる見通しです。

社会保険料に回る割合は、18.4%でした。私たちの税金や社会保険料は、公的サービスを提供するための財源になります。

では、よりよい社会をつくるために、国民であるわたしたちは、今後の公的サービスに対してどのようなサービスの拡充を希望しているのでしょうか。

今回は、拡充してほしい公的サービスについて最新データから解説します。

1. 拡充してほしい公的サービスの割合

拡充してほしい公的サービスについて、年齢や性別に応じた調査結果を解説します。

厚生労働省が2024年8月27日にまとめた「社会保障制度企画調査」をもとに、確認しましょう。