5. 標準夫婦世帯の「モデル年金」は月額「約23万円」
厚生労働省が公表した「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」をもとに、2024年度の年金額例をのぞいてみましょう。
5.1 2024年度の年金額の例
- 国民年金(老齢基礎年金):満額で月額6万8000円
- 厚生年金:標準的な夫婦世帯の二人分で月額23万483円
標準的な夫婦世帯が受け取る二人分の年金額例は「ひと月約23万円」
ただしこの年金額は、平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43万9000円)で 40年間就業した場合に受け取り始める「老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額)」です。
つまり「標準的な稼ぎがある夫+専業主婦の妻」の組み合わせが40年間ずっと続いたケース。共働き世帯が増えたり、働き方の多様化が進むいま。令和の現役世代が考える「標準的な夫婦」の定義とはやや乖離している感があります。
次では、夫婦世帯の年金額例を、ケース別(現役時代の年収別)にご紹介します。参考にご覧ください。
著者
一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。福岡女学院大学人文学部英語学科卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚く、Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)