4. 厚生年金と国民年金の平均受給額
2022年度の厚生年金の平均受給額をまとめました。まずは、厚生年金はこちら。
2022年度では、14万4982円です。過去4年分を見ても、概ね14万円台半ばで推移しています。
続いて国民年金はつぎの通りです。
国民年金は2022年度で5万6428円です。こちらも5万5000円~5万6000円台で推移していますが、2018年度~2021年度にかけては緩やかに上昇しました。
国民年金のみの方は、年金生活者支援給付金の対象者となる方もいるでしょう。
なお、上記の金額は税金や保険料が天引き前の金額となっています。
実際の手取り額や自分が将来受け取れる年金見込み額を確認して、将来のセカンドライフに備えましょう。
なお、給付金の対象者には申請はがきが9月1日から順次送られてきます。忘れずに申請手続きを行いましょう。
※金額や要件などは自治体等によって異なるので、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
参考資料
中本 智恵
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)